関税は、貿易に必ずついてまわる税金のひとつです。

現在アメリカと中国の間で貿易戦争がエスカレートしていますが、ニュースの中で関税という言葉が何度も出てきます。
輸出国から届いた貨物を輸入者が引取る(通関)際に輸入関税を支払います。これは商品を仕入れるために必要なコストですので、商品価格に跳ね返ります。

もともとの原価+関税=仕入原価
というイメージですので、たとえ元々の原価が安くても、関税が高くなれば、商品価格は高くなってしまいます。
これでは安い国から輸入するメリットがなくなります。輸出者から見れば、いくら安く作っても、関税が高いことを理由に相手が輸入してくれなければ、輸出できなくなってしまいます。関税と為替は、輸出者や輸入者自身の努力が及ばないことですので、非常に厄介です。

それぞれの商品の関税はどうやって決まるのでしょうか。

すべての品目はHSコードと呼ばれる番号で管理されます。
(Harmonized Commodity Description and Coding System)
輸出入統計品目番号、関税番号、税番などと呼ばれます。200以上の国と地域がHSコードを使用しています。このHSコードを基に関税が決まります。
輸入通関申告の際に申告書に記載する関税額は関税率を基に計算されます。関税率表とHSコードを対比することで、その商品の関税率が分かります。そのため、この商品がどのHSコードになるのかを特定するのは、非常に重要ですが、HSコードは非常に細かく分類されていますので、専門知識が不可欠で、素人が安易に申告するのは危険です。

関税は、非常に多く耳にする言葉の割には内容や仕組みを正しく理解している人は少ないです。

輸入者だけでなく、輸出する場合にも、相手の国の関税がどうなっているかをよく調べて、価格戦略や販売戦略、物流戦略を綿密に練ることが非常に重要です。

石田力税理士事務所では、貿易、輸出、輸入、海外進出のコンサルティングやアドバイスをおこなっています。
代表者である石田力自身が、税理士を志す前に15年以上、海外営業、輸出輸入の実務を経験した貿易のプロであり、そのバックボーンに加えて税金のプロである税理士として税金のアドバイスも行ないますので、よそにはない大きなメリット、高い付加価値を得ることができます。
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