確定申告をするための帳簿をつけるときに、誰もが直面するのが、手書きはとても面倒で難しいということです。
手書きや自己流のエクセルでも、帳簿を作れないことはないですが、簿記の知識がないと所得(利益)を正しく計算することができないので、所得税、住民税、事業税、消費税などの税金や国民健康保険を多く納め過ぎてしまったり、逆に納める額が少なすぎて後から追徴(罰金)となってしまい、本来払わなくてもよかったはずのお金を納めることになったりします。
これではどちらにしても、大切なお金がなくなってしまいます。

そして、確定申告会場や電話相談センターなどで相談員を毎年数多く務めさせていただいたり、当事務所でおこなっている無料相談などで、多くの方々から直接お話を伺っている中で、帳簿の面倒さを理由に、白色のままで済ませようとする方もたくさんいらっしゃいます。

白色の場合は、青色申告で認められている65万円の特別控除や青色事業専従者給与、30万円未満の少額減価償却資産の特例、赤字の繰越控除(純損失)などの優遇措置が使えないので、結果的に多額の納税をすることになり、大切なお金が手もとからなくなってしまいます。非常にもったいない話だと思います。

手書きやエクセルでは難しいので、これまでは、弥生会計やソリマチみんなの青色申告・会計王、青色申告会のブルーリターンなどの従来型の会計ソフトを利用して帳簿の質を高めようとみなさん努力してこられました。またこれらのソフトを使って正規の簿記の原則できちんと経理ができれば、65万円特別控除に必要な貸借対照表を作ることもできます。

しかし、これらの従来型のソフトを使用する場合は、簿記の知識が不可欠です。そのため、せっかくソフトを買っても使いこなすことができなくて無駄になってしまうケースもたくさんあります。

「ソフトを買って自分で始めてみたけど、全然わからなくてどうしようもないので確定申告をお願いしたい」というご相談を、確定申告時期が迫った毎年1月や2月に受けることも、よくあります。

これらの問題を解決すべく登場した最近話題のクラウド型会計ソフトfreee(フリー)は、これらの問題を乗り越えて、簿記の知識がなくても簡単に確定申告に必要な帳簿を作ることができると人気が高まっています。

「簡単にできる」といわれてもなかなかピンと来ないと思いますが、実際に使ってみて、freeeに備えられている便利な機能は数多くあります。
私自身は毎日の業務の中で実際に使いながら研究を続けていて、クラウド会計ソフトfreee(フリー)を有効活用する方法を次々に発見しています。また、お客様の freee 導入のお手伝いをしたり、操作方法の指導などをさせていただく中で、実際のユーザーの立場として発見することも数多くあります。
それらのノウハウを、これから何回かに分けてご紹介して参りたいと思います。