個人や中小企業も海外取引で成功できます

海外取引・貿易・輸出・輸入、というと、「形のあるモノ(製品・商品)」を輸出・輸入する、製造業、商社のイメージが強く、商品を大量に仕入れることで仕入れ値を下げてフルコンテナで輸送することで運賃を安くして、といった具合に資本力がモノをいうビジネスのイメージが強いですが、最近はAmazon輸出やeBay輸出と呼ばれる、アマゾンやイーベイを上手に利用して個人レベルで少ない資金力での輸出ビジネスで成功したり、「形の無いもの(サービス)」の輸出・輸入も増えています。

この、アマゾン輸出やイーベイ輸出、「形の無いもの」の場合は、規模で勝負する必要が無く、他にはない価値をつけることや、小規模ならではの機動力をいかすこと、または中古品や工芸品、骨董品の輸出などで、個人や中小企業でも勝負ができます。
どの土俵で戦うか、を決めることが重要です。

輸出や輸入を始めるときに決めること

貿易だからといって、特別に構える必要はありません。
1)何を扱うか
2)お客様は誰か
3)どうやって運ぶか
4)決済方法(入金、支払)
これらの基本は、輸出、輸入でも、国内取引と同じです。

海外取引特有の条件

大事なのは、海外取引の場合には
・距離がある(物流の距離、時差)
・習慣が違う(商慣習、宗教など)
・通貨が違う(為替の影響を受ける)
という、独特の条件を加味する必要があります。
もうひとつ重要なことですが、
輸出、輸入、どちらの場合も、「資金決済」に注意が必要です。

輸出のリスク:資金繰り(回収・売掛金)

輸出は「売った後、入金が遅い」という構造上の問題があります。
前払でもらえればいいですが、通常は商品を出荷して相手が受け取ってから何日か後に入金となります。
船で運べば、1ケ月以上かかることもあります。かといって飛行機で運べば運賃がかなり高くなります。
現地での通関作業に時間がかかって港で足止めをくらうこともあります。

販売する商品や材料を仕入れる時点でお金が出て行き、それから何ヶ月もたってからようやく売ったお金が入ってきます。
仕入の支払のタイミング、売上代金回収のタイミング、その間の資金繰り、これを常に考える必要があります。

輸入のリスク:資金繰り(先払い)

輸入は、「先払いだが、商品の入荷が遅い」という構造上の問題があります。
後払いならいいですが、通常はこちらがお金を振り込んでから相手が出荷します。そこから船で1ヶ月以上かかったり、通関作業で時間がかかったり、というのは上記と同じです。
そうしてやっとの思いで手にした商品を、何日間で国内で売って、何日間で入金するか、その間の資金をどうするか、これをうまくマネジメントしないと資金繰りが非常に厳しくなります。

輸入も輸出も「先に大きなお金が出ていって、それを取り返すまでに時間がかかる」という構造的な問題がありますので、資金計画と販売計画を注意深く立てる必要があります。そしてそれに見合った取引先を見つけることが重要です。

<参考>
貿易と税金:「関税」で失敗しないために
輸出輸入の価格設定
輸出先を探す
埼玉県の輸出支援:フード塾
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